「習慣化無くして成長」は、単身竹やりで国連軍に立ちむかようなものです。
朝起きて、歯を磨いて、通勤・通学して、帰宅して、入浴して、就寝する。
その中で、目標を決めて、達成に必要なことを習慣化することで、人生は想像以上に好転していきます。
一方、習慣化ができず停滞したり最悪の場合、悪習慣ができてしまうと人生はどんどん暗転していきます。
・運動などの習慣を取り入れようとする度に失敗して、自己嫌悪に陥ってしまう。
・最初はやる気あっても三日坊主になってしまう。
本章では、良い習慣化方法と具体的実行案について解説し、
また次章「今すぐ断てる悪習慣の3原則」では、悪習慣の断ち方について解説します。
ただし、読むだけでは変われません。以下の解決策(実行案)を「今日」から意識、実行しましょう。1節【結論】習慣化の3原則
1節では、習慣化の3原則の[1項]選定基準、[2項]3原則を満たすメリット・デメリットについて解説しています。
1節[1項]・停滞の3原則の具体例と選定基準
下記の選定基準を満たし、習慣化する上で最も必要だと考えられる厳選された3つの要素を紹介します。
習慣化の3原則の選定基準
- 今日から実行できる。
- 誰にでもできる(年齢/性別/居地/職業/金銭)の制約なし。
- 科学的に認められているor実際に試し効果が感じられる。
①66ステップ宣言
→目的(ゴール)に到達するために必要な66ステップと途中経過をSNSで宣言し、毎朝経過報告する。(なぜ66かは後述)
②初動の最適化
→習慣化したいことを、20秒早くできる方法を考え、既に習慣化していることの前に行う。
③マインドウォッシュ
→仮に継続に失敗しても自己嫌悪に陥らず、「どうにでもなれ状態」を回避する。
コスモス
1節[2項]・習慣化の3原則のメリット・デメリット
本項では、①66ステップの宣言、②初動の最適化、③マインドウォッシュのメリットとデメリットについて述べます。①66ステップの宣言
メリット
- 他人に見られている効果、ゴールが見える、「なんで頑張ってるのかわからなくなる」を対策
- いざ失敗したときに自分の努力してきた形跡が見えるので、心が折れない
- 66日間限定と永遠に続けなくて良いという点で、心理的に続けやすい。
- 各ステップ確実に実行できる内容だから、挫折しにくい
- 宣言をすることで、周りを巻き込み挫折しにくい状態になる。
デメリット
- 最初やる気にみなぎっているときに一気に進まないので、もどかしい
- 他人に宣言するのが恥ずかしい
ロンドン大学が学生96人を対象に実験を行った結果、「18-254日」で習慣化ができるという結果が得られ、その平均が66日であったため。 また、だから254日間毎日やらないといけない、ましてや今後の人生ずっとやり続けれないという思考では続くものも続きません。 確かに習慣化したい内容によっては個人差も相まって66日では完全に習慣化できないかもしれませんが、その66日間続けたという結果は必ず今後もあなたを後押ししてくれます。 そして、人間は他人に認識されている方が自分をコントロールできるという点で、SNSで発信することが重要です。
②初動を最適化
メリット
- 普段やることを1ステップ飛ばして始められるので、やろうか考える前に始められる
- 既にある強力な習慣と一緒にやることで、習慣化しやすい。
デメリット
- トリガーとなる行動をしないと食事、入浴、入眠できないため最初は不快に感じる。
- 食事、入浴、入眠がいたずらに遅くなってしまう恐れがある。
③失敗対策・マインドウォッシュ
メリット
- 失敗したときに、自信を無くさないため立ち直りやすい。
- 失敗時に一番危険な「どうにでもなれ状態」を回避できる。
デメリット
- 失敗した理由を書き連ねたノートを誰かに見られると恥ずかしい。
コスモス
2節【解決策】習慣化の3原則の実行案
2節[1項]・①66ステップ宣言の実行案
コスモス
自分の頑張った過去が積み上がっていくので、より継続しやすくなります。
またSNSは能動的に使いましょう。「フォロワーが増えない」ことに悩むのは禁止とします。
あくまで目標は習慣化です。
2節[2項]・②初動の最適化の実行案
フィットネスならヨガマットを敷いておく、読書や勉強なら本を開いておく、電子書籍なら1タップで開けるようにしておくなど。
コスモス
2節[3項]・③マインドウォッシュの実行案
②自分を責めても過去は変わらない。むしろ今まで達成していたステップ見て、自分を褒めよう。
③失敗は成功の元。失敗した理由を書き記して、同じ失敗はしないように。
コスモス
当てにならない意思力を極限まで関与させずに習慣化することができます。