不幸の3原則

不幸になる3原則

タイトルを補足すると、「不幸になる方法」を知り、回避することで「不幸になれない方法を導く」です。

具体的に不幸とは

まず、不幸になるには、具体的に不幸とは何かを知る(定義する)必要があります。


人によって何を不幸と感じるかは違いるため一概に「これが不幸だ。」と断定することはできないですが、本記事では「不幸=恵まれている自覚がない上に満足しにくい心理状態」とします。

「なぜ人が不幸と感じるのか」を深ぼっていくと、3つの答えに辿り着きます。

結論から述べると

①他責 ②比較 ③執着

具体的には

  • 自分の損失を他者に責任があると考え、思い通りにいかずイライラする。
  • SNSや外出時に煌びやかな人生を歩んでいる(様に見える)他者と自分の人生を比較する。
  • 過去、手段、物、人(友人・恋人・家族)に執着し、新しいことに挑戦しない。自論や自分の正しさに執着し周りから孤立する。

以後この3つを不幸の三原則と呼びます。

不幸になれない原因(信念の正体)

なんとも違和感のあるフレーズですが、不幸になれない原因を考えてみます。
仮に、不幸を願い不幸になるために、不幸の三原則を忠実に満したとします。

具体的には、

  • 自分が被った全ての損失を他者の責任と考える。他者はコントロールできないので、相当ストレスがたまります。
  • 自分の人生と他者の煌びやかな人生とを比較する。見栄のために、理想が無限に膨張し、何を得てしても永久に満足しない。
  • 自分の過去や考え、手段に執着し、周りの意見や新しいことに挑戦できず永遠に停滞する。


この状態に至ってもなお、不幸になれない人がいます。


どういう人だと思いますか。

ずばり「信念を貫いている人」です。
他責思考、自他比較、徹底執着が座右の銘の人は、もはや快感を得ることでしょう。
そうでなくても、自分の信念を貫けいてる限り、周りから見て辛いことが苦じゃなくなります。

つまり、例えどんなに辛くても、信念を貫き続ければ無敵であり、不幸になることは不可能なのです。

信念と固執の違い

信念とは未来や結果を信仰的に貫くこと。
執着とは過去や手段に盲信的に固執することです。

例えば

幸せになりたいと考える2人(A,B)が、以下の様に考えているとします。
AとB「○○大学に行けたら、心豊かな人生が送れる」
A:○○大学に行くこと(手段)に盲信的に固執しているので、執着です。仮に合格しても名門大学に行くだけで幸せにはなれません。執着のあまり何浪もしてしまったら悲劇です。
B:一方で、「心豊かな人生を送る」ことを信仰的に貫いている人は、仮に○○大学に落ちても、たくさんある手段の一つがうまくいかなかったと捉えることができます。

どちらがより不幸になれるかは、一目瞭然ですね。

不幸になる方法

不幸になる方法は
信念を持たずに、不幸の三原則「①他責・②他者との比較・③手段に執着」を満たすことです。

ただし、本来の目的は不幸になる方法の知り、避けることで「不幸にならない」を得るです。

したがって不幸にならない方法

信念を貫きながら、不幸の三原則「①他責・②他者との比較・③手段に執着」を欠くこと

具体的には

  • 自分の損失は自分に責任があると考える。(どうすれば損失を被らずに済んだかを考え、本質的に改善できる)
  • 他者とは比較せずに、過去の自分と比較する。
  • 執着ではなく、信念を持つ(過去、手段、人、物に固執せず、信仰的に未来の結果、ゴールにこだわる)

となります。

また、幸せになる方法と不幸にならない方法の両刀スタイルを身にまとうことで、不幸になり辛く、幸せになりやすい状態でいられます。

幸せになる方法幸福の3原則

今すぐ幸せになる方法で述べた

①健康・②時間・③仲間

これらを欠くことで、不幸になれるのかを考えてみました。

検証:
①を欠いて、健康でないことが不幸なのか
確かに不幸でもあるが、それでは障碍者や闘病中の方は?彼らは不自由ですが不幸と決めつけることはできません。
②を欠いて、無意な時間を過ごすことが不幸なのか
自堕落な生活をしている人々は不幸なのか?彼らは有意義な時間は過ごしていなくても不幸とはいえない。
③を欠いて、仲間がいないことが不幸なのか
心からわかりあえる仲間がいないことは不幸なのか。幸せではないが、不幸でもない。

結果:

「幸せにならない」ことはできても、「不幸になる」はできませんでした。

つまり「幸せになる方法」と「不幸にならない方法」を両立することで、不幸になり辛く、幸福になりやすい状態でいられることになります。

幸せになる方法幸福の3原則
是非、こちらも確認してみてください。

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